2018年6月18日

山口県埋蔵文化財センター第47回展示(明治150年記念特別展示)「維新前夜の山口県-出土品にみる長州メソッド-」の展示内容のご紹介 ~第4回 郡司鋳造所跡~

 萩市に所在する郡司(ぐんじ)鋳造所跡(ちゅうぞうしょあと)をご紹介します。幕末の1864年、四国連合艦隊下関砲撃事件で、長州藩が応戦に使用したと考えられる洋式大砲や砲弾をつくった鋳型が見つかりました。西洋技術による金属溶解炉導入以前に、長州藩が伝統的な鋳造技術で近代化をめざしていたことがわかります。
 大砲や砲弾の鋳型(山口県指定文化財)、大砲の鋳型に流し込む青銅を溶かす炉(山口県指定文化財)のほか、鋳造に携わった職人たちの飲食用具・嗜好用具、計47点を展示しています。

 郡司鋳造所跡.pdf

 次回6月28日(木)[予定]は、奇兵隊(きへいたい)陣屋跡(じんやあと)(下関市)をご紹介します。

展示状況①(大砲鋳型).gif

展示状況①(大砲鋳型)

展示状況②(砲弾鋳型).gif

展示状況②(砲弾鋳型)

展示状況③(こしき炉).gif

展示状況③(こしき炉)

2018年6月 7日

山口県埋蔵文化財センター第47回展示(明治150年記念特別展示)「維新前夜の山口県-出土品にみる長州メソッド-」の展示内容のご紹介 ~第3回 白須たたら製鉄遺跡~

 
 阿武町(あぶちょう)に所在する白須(しらす)たたら製鉄遺跡(国史跡)をご紹介します。発掘調査で見つかった、たたら製鉄の諸施設が幕末に長州藩狩野(かのう)派の絵師による、ここでのたたら製鉄のようすを描いた絵巻の描写と合致しており、一連の作業の流れがわかります。
 絵巻のパネルのほか、製鉄用具や鉄釘・鎹(かすがい)・和鋏(わばさみ)等の製品のほか、たたら製鉄に携わった職人たちの飲食用具・嗜好用具、計27点を展示しています。

 白須たたら製鉄遺跡.pdf
                
 次回6月18日(月)[予定]は、郡司鋳造所跡(ぐんじちゅうぞうしょあと)(萩市)をご紹介します。

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展示状況

2018年5月28日

山口県埋蔵文化財センター第47回展示(明治150年記念特別展示)「維新前夜の山口県-出土品にみる長州メソッド-」の展示内容のご紹介 ~第2回 大板山たたら製鉄遺跡~

 萩市に所在する山口県最大級のたたら製鉄遺跡、大板山たたら製鉄遺跡(国史跡)をご紹介します。西洋の製鉄技術が入ってくる前に、長州藩により日本の伝統的なたたら製鉄技術を用いて建造された、藩初の洋式軍艦(丙(へい)辰(しん)丸(まる))の船材(船釘)を供給した遺跡です。
 製鉄用具・船釘のほか、たたら製鉄に携わった職人たちの飲食用具、計17点を展示しています。
 次回6月7日(木)[予定]は、白(しら)須(す)たたら製鉄遺跡(阿武(あぶ)町(ちょう))をご紹介します。
 
 大板山たたら製鉄遺跡.pdf

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展示状況

2018年5月18日

山口県埋蔵文化財センター第47回展示(明治150年記念特別展示)「維新前夜の山口県-出土品にみる長州メソッド-」の展示内容のご紹介 ~第1回 萩城跡[外堀地区]~

 関係6遺跡からなる5つのコーナーテーマで構成しています。
 維新前夜の萩の町のくらしぶり(萩(はぎ)城(じょう)跡(せき)[外堀(そとぼり)地区(ちく)]/萩市)のほか、長州藩による日本の伝統的な製鉄技術による洋式軍艦の建造(大板山(おおいたやま)たたら製鉄遺跡〔国史跡〕/萩市、白(しら)須(す)たたら製鉄遺跡〔国史跡〕/阿武(あぶ)町(ちょう))や鋳造技術による大砲の鋳造(郡(ぐん)司(じ)鋳(ちゅう)造(ぞう)所(しょ)跡(あと)/萩市)等、近代化への道のりを出土品により概観します。
 また、長州奇(き)兵(へい)隊(たい)の遺品(奇兵隊陣(じん)屋(や)跡(あと)/下関市)や長州藩が攘(じょう)夷(い)から開国へと方針転換し、倒幕運動に傾注する起点となった事件現場(長州藩下関前田台場跡〔国史跡〕/下関市)もあわせてご紹介します。
 【会  期】平成30年4月9日(月)~平成31年3月8日(金)
 【開館時間】午前8時30分~午後5時
 【休 館 日】土・日曜日、祝日・休日、年末・年始
 【入 館 料】無料
 
 これらの遺跡について、今回から6回にわたり、「展示解説書」をもとに各遺跡の見どころをご紹介します。
 
 表紙.pdf

 初回は、萩城跡(外堀地区)をご紹介します。石垣で仕切られた幕末期の秩序正しい町屋や住まいのようすなどのパネルとともに、萩城下町の町衆が使った飲食用具・仏具・喫煙用具・娯楽用具・化粧用具等、47点を展示しています。

 萩城跡(外堀地区).pdf
 
 なお、次回5月28日(月)[予定]は、大板山たたら製鉄遺跡をご紹介します。

展示状況①.gif

展示状況①

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展示状況②

2018年4月12日

平成30年度の展示をご紹介します

 明治150年記念事業として、明治維新胎動の地である山口県が歩んできた維新前夜の歴史について、関係6遺跡の出土品計149点を解説パネルとともに展示します。
 また、施設の一角を利用して、収蔵・保管資料の逸品を公開する「スポット展示」を開催します。

1 センター展示  明治150年記念展示「維新前夜の山口県-出土品にみる長州メソッド-」
【内  容】維新前夜の萩の町の暮らしぶりや、長州(萩)藩による日本の伝統的な製鉄技術による洋式軍艦の建造や鋳造技術による大砲の鋳造等、近代化への道のりを出土品により概観します。
また、長州奇兵隊の遺品や長州(萩)藩が攘夷から開国へ方針を変えるきっかけとなった事件もあわせて紹介します。
【展示期間】平成30年4月9日(月)~平成31年3月8日(金)
展示遺跡・出土品.pdf

2 スポット展示(上半期)  「幻の伽藍」(阿弥陀寺発掘調査の成果①)
【内  容】平成28・29年度に阿弥陀寺(防府市牟礼)の東側で実施した発掘調査により発見された、これまで知られていなかった寺院跡をご紹介します。
【展示期間】平成30年4月2日(月)~平成30年9月21日(金)まで

3 開館時間  午前8時30分~午後5時

4 休 館 日  土・日曜日、祝日・休日、年末・年始

5 入 館 料  無料

6 そ の 他  両展示とも、解説パンフレット(無料)をご用意しています。

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2018年4月11日

平成30(2018)年度の事業をご紹介します。

 館内では、明治150年記念特別展示として、「維新前夜の山口県-出土品にみる長州メソッド-」を開催し、幕末期6遺跡の出土品を展示します。「スポット展示」では、平成29年度に発掘調査報告書を刊行した阿弥陀寺について、“幻の伽藍-阿弥陀寺発掘調査の成果-”と題して、上半期と下半期で展示替えをして行います。
 展示および展示品については、来館者の皆さまのご要望に応じて、当センターの専門職員がわかりやすく解説いたします。
 そのほか、平成28年度に発掘調査した出土品が県内7か所を巡回する巡回展「発掘された山口」や、親子古代体験等一般参加事業、出前授業等学校との連携事業など、盛りだくさんです。
 なお、山口県ひとづくり財団ホームページの「動画で見るひとづくり財団」で、センターの紹介動画をご覧いただけます。
 皆さまのご来館をお待ちしております。

2018事業案内_表面.pdf
2018事業案内_裏面.pdf

2018年3月 2日

本郷山崎遺跡(ほんごうやまさきいせき)現地説明会 ありがとうございました。

 山口県埋蔵文化財センターでは、長門市向津具下にある本郷山崎遺跡で発掘調査を実施しています。その成果を地域の皆様に紹介するため、2月24日(土)に現地説明会を開催しました。
 説明会では、弥生時代前期前半の大溝、古代から中世の土坑群などの集落に関わる遺構をみてもらいました。
遺物展示コーナーでは、大溝から多量に出土した弥生時代前期前半の土器、さまざまな道具としての石器、古代から中世の須恵器・土師器・瓦質土器・輸入陶磁器などを見ていただきました。
今回の発掘調査の検出遺構・出土遺物により、本郷山崎遺跡は弥生時代前期前半の初期稲作文化の東進ルート上の拠点的な集落であったことがわかりました。
幸いにも好天に恵まれ、約120名の方々の参加があり、熱心に説明を聞いていただきました。
今後とも、地域の歴史に興味を持っていただき、遺跡の発掘調査にご理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。

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現地説明状況

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出土遺物解説

2017年8月29日

「まいぶんスクール」-授業に活かせる埋蔵文化財講座-を開催しました。

 夏休み期間中の8月9日(水)に、山口県内の小学校・中学校及び県立学校等の教員14名を迎えて、「まいぶんスクール」-授業に活かせる埋蔵文化財講座-を開催しました。
 出土品等の資料を理解してその取扱に慣れ、授業の教材として活用できるようお手伝いし、学校における歴史教育の充実及び郷土を愛する心を育んでいただくことがねらいです。
 午前中は、埋蔵文化財の基礎知識やセンター収蔵の出土品の貸出・利用方法などについて、土器や石器に直接触れてもらいながら講義を行いました。また、午後には、出土品等を用いた指導方法や指導上の留意点、出土品等を用いた授業例について研修しました。その後、グループに分かれて、出土品等を用いた授業を学校現場で行う上での展望や課題について協議を行いました。
 「土器の破片を実際に触ってみることで、教科書や写真で学べないことができると実感した。」、「埋蔵文化財にこれまであまり接することがなかったため、現物(出土品)を見たり、触ることができて感動した。現物を見せた時の生徒の様子を見てみたいと思った。」などの感想があり、好評をいただきました。

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2017年5月25日

体験学習を開催しました

 5月19日(金)、「光☆古代人の会」の皆さん11名が来所されました。
同会は、埋蔵文化財の保存活用事業の推進に係る光市の支援団体で、会員の土器復元技術等の向上を図る研修ために来所されました。
 土器復元実習では、センター職員の指導を受けながら、持参された土器の破片をもとに、各班に分かれて接合から石こう入れまでの一連の実技実習、大形土器の組み立ての順番、破片組み立て時のひずみの解消、石こうの入れ方等の実技実習、近世~近代磁器の復元、仕上げの実技実習等に取り組まれました。
 また、展示に向けてのレプリカ作成に係る留意点のほか、展示のコンセプトや見せ方、工夫点等を研修されました。
 会員の皆さんの研修姿勢もすばらしく、今回の体験学習が今後の活動の一助となれば幸いです。

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2017年3月17日

平成29(2017)年度の事業をご紹介します。

 館内では、平成28年度発掘調査の出土品を展示する「掘っちょる山口2016-遺跡が語るふるさと今昔物語-」、また年2回展示替えを行う「スポット展示」は、上半期に“江戸時代のまじない”の世界、下半期に江戸時代の化粧道具を展示する“江戸時代のビューティーテクニック”を開催します。なお、来館者の方々からのご要望があれば、展示品について当センターの専門職員がわかりやすくご説明します。
 このほか、平成27年度発掘調査の出土品が県内5か所を巡回する巡回展「発掘された山口」、一般参加事業や学校との連携事業など盛りだくさんです。
 また、山口県ひとづくり財団ホームページの「動画で見るひとづくり財団」で、センターの紹介動画をご覧いただけます。
 みなさんのご来館をお待ちしています。

2017事業案内_表面.pdf
2017事業案内_裏面.pdf