巡回展(宇部会場)で講演会とギャラリートークを行いました。
日時 | 令和7年3月9日(日) |
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場所 | 宇部市学びの森くすのき(宇部市船木361-6) |
巡回展「発掘された山口」(宇部会場)は、令和7年3月1日(土)から令和7年3月30日(日)まで、で開催し、これを記念して、令和7年3月9日(日)には講演会とギャラリートークを実施しました。
講演会は、「原始時代の宇部~石器・石材を主として~」という演題で実施しました。内容は、平成6(1996)年度に当センターが発掘調査を実施した上原田遺跡(宇部市東吉部)でみつかった縄文時代晩期の調査成果や宇部市内の旧石器・縄文時代の遺跡から見つかった石器と石材を中心にパワーポイントと配布資料を交えてお話ししました。
講演終了後は展示会場に移動し、当センターが令和3(2021)年度に発掘調査を実施した辻花遺跡(田布施町下田布施)の出土品と、過去に当センターが調査した遺跡の出土品(特集展示「まいぶん名品展」)についてギャラリートークを行いました。
今回の講演会とギャラリートークをとおして、埋蔵文化財に対する理解を一層深めていただけたら幸いです。発掘調査により発見された県内の出土品をより多くの方々に直接見ていただけるように、来年度も各地で巡回展を実施する予定です。皆さまのご来場をお待ちしております。

